4月10日

15-4-121

 春が来た。4月になって天気のいい日には洗濯物やふとんを外に干せるようになったのがうれしい。雪どけを待っていられない道産子は、せっせと氷割り(固まった雪をツルハシで割り砕く)で雪を融かしてしまう。服装に関してはその土地なりの暑さ、寒さの感じ方なので、厳寒期の防寒具は別として、北も南もそれほど変わらない。今の時期、気温は九州の冬でも、(今朝なんか氷張ってたぞ!)道産子(特に若者)はほぼ春の服装で出かける。(寒かろうもん!) 

 日中の気温が6、7℃くらいになると、チャリンコが増える。(ワタシは寒いから、まだ。)そして、冬のあいだ、雪道で思うように走れなかったウップンを晴らすべ!とばかりに、狂スピードでとばす車も多いのでコワイ。

 日曜日、オロフレ峠も雪はなさそうだし、久しぶりの遠出をした。登別は有名温泉地で観光客も多いので、少し手前のカルルス温泉へ。山道も雪が消え、道路脇の駐車があちこち目に付くのは山菜取りにちがいない。まだ雪が残る山中に入って山菜探し、なんて寒いし、冬眠明けの山親父(クマ)に会う危険性もあるからやだね。友人の話によると、好きな人は春になると血が騒いで取りに行きたくなるものらしい。道産子のDNAかなあ。

 市場に持ち込むとけっこうな小遣い稼ぎになるそうで、不況になって山菜取りが増えたと言う記事が地元新聞に載っていた。それじゃ風流とは程遠くがっかりだけどね。

 そういえば、先日、九州土産の香辛料、柚子胡椒(うどん、味噌汁などに合う)を夫が合唱仲間に食べてもらったところ、皆が異口同音に「ふきのとうだ!」。夫もワタシも食べたことがないので、びっくり。ふきのとう、見た目はかわいくて好きだけど、あんまりおいしそうには見えないなあ。

 などとつらつら思いつつまだまだモノトーンの風景の中を走り続け、カルルス温泉郷に着いた。ここでは初めての、湯治客が多い古い温泉旅館。源泉がたっぷり湧き出しているし、掃除も行き届いて明るくすがすがしい。旅館のシンボルの小さいカメの置物が観葉植物とともに浴槽のふちに2つ並んでいるのもほほえましい。無色透明の湯にゆっくり手足をのばし、はあーっ~。

 ちょっと遠いけど、また訪れたいワタシのお気に入りになりそうだ。

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