6月15日

15-6-25

 さわやかに青空、昨日の雨が上がったせいか、冷やっと空気の透明度が高くていかにもホッカイドウの夏って感じ。北海道神宮大祭、通称お祭りも明日まで。中島公園の出店もにぎわっているんだろうな。よさこい、お祭り、花火大会で短い夏はあっという間に終わってしまう。

 さあさ、最後のエゾ地の夏を追っかけてニセコへ行こう!今日の雲はもくもくの夏雲。羊蹄山もくっきり!アスパラ畑は茶色の土からつんつん頭だし、トウキビ畑はまだ幼い葉っぱが行儀良く並んでる。

 今日の温泉はイオウの匂いぷんぷんの五色温泉。以前帰省した息子らを連れてきたら、「くっせえーっっ!たまらん。ダメ、はいれんスよ!」と二男が言い張るので、あきらめて他のとこを探したことがある。わからんやつだ。温泉っちゃ、硫黄に決まっとろうもん!雲仙とか別府とか。あ、物心ついてからは行ってないか?

 まっ、そんなで、2箇所に分かれている温泉の古いほうに入ったら、木の浴槽に酒飲み用の板(?)が浮かんでいて男児がつかまって泳いでた。その子が出たあと、見ていた別の女児に、空いた板を押してやったら、恥ずかしがって使わない。母親と、いい天気で日焼けしそうですね、海水浴みたい、などと世間話をした。バイバイと母子が上がったあと、一人だったのでビート板(じゃないって!)で、狭い露天をゆっくり泳いだ。いいお湯だ!青空、周りの岩肌は硫黄で白っぽい。若葉の緑、上の方ではまだ八重桜が咲き残っている。

 風呂から上がったら、先に出ていた夫が、会社の人に会ったというので、行ってみたら、なんと、先ほどの母子だった!夫婦とも九州出身だそうで、どおりで、北海道にはめずらしく、気さくに声をかけてくるなと思ったんだ。南の人は話し好きだもんね。それにしても広い北海道とは言え、こんなことってあるんだね。

 いつものように帰りは遠回りだけど景色の良い支笏湖廻り。冬は車からも裸の木立を通して湖がよく見渡せるのに、芽吹きの季節になると週ごとに勢力を増してくる緑に視界をさえぎられ、今では樹木の透き間からちらっちらっと湖面が見えるくらい。カナカナみたいなセミの声とともに夏模様になってきた。

 山々と湖の眺めを楽しみつつ、山道を通り越し、札幌市内に入ると気温が少しずつ上昇。町ではアカシアが真っ盛り。5,6階建てのビルほどの高さからも鈴なりの白い花房から甘い香りが降ってくる。ライラックが終わるとアカシア、札幌の街は香りで包まれる。夫の学生時代はスズランもあちこちに自生していて、いい匂いなので摘んで牛乳びんに入れて部屋に飾っていたと言う。

 最高の季節に札幌に別れを告げるのもいいかも。あとひと月あまり。

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