読むこと、書くこと、そして発信すること

 最近、本ばかり読んでいる。仕事がらみなのだが、先月は、1週間に40冊ほどを読まなければならないこともあった。これまでの読書経験の中で、いちばん多く本を読んだ月かもしれない。多分、トータルでいえば70冊近くは読んだと思う(すいません、相変わらず何を読んだかを記録していません。去年、ここで継続していると書いた「読書日誌」も半年くらいでやめてしまいました)。児童書が中心なのだが、それにしてもきつかった。選ぶのも大変だった。

 しかしですね、いろいろと読み終えたあと、やはり本を読みたくなるのですね。仕事の感覚や読まなければならないというプレッシャーを感じなくてすむ読書。これがまたいいんです。まず、リハビリを兼ねて藤沢周平作品を手にとって読む。幾度も幾度も読んできた作品たちだけど、何度読んでも面白い。活字で疲れた脳に、藤沢氏の文章が心地よく染み渡っていきます。これでリハビリ完了。そのまま、藤沢作品を読んでいくのもいいけど、やはり新刊本や、読もうと思ってストックしていた本が読みたくなるので、それを読んでいく。仕事用の本読みばかりしていたので、読みたい本のストックはたくさんあって、当分の間は不自由しない。

 そして、2週間に一度は絶対読まなければならない県産本を読む。

 そして、FM沖縄で担当している「県産本ライブラリー」の収録に臨む。そして、また好きな本を読む。結局、仕事用の本読みが大変であれば大変であるほど、私の活字に対する飢えは深まっていくように思う。

 それで、いつも聴かれるのが、いつ本を読んでいるのかということ。私の場合は、まずねる時間を削る。歳をとってきて、睡眠時間は少なくてもすむようになっているので、それは問題ない。その上で、少しでも時間が空けば本を開くようにしています。まぁ、これといった趣味を持っているわけでも、しなきゃいけないことがたくさんあるわけでもないので、そこら辺も問題はない。

 かくして本を読む量が増えていくわけですね。逆にいえば、時間があるときは、何故か集中できなかったり、最近のアイドルである我が家のウサギと遊んだりしてしまうので、量が減ったりするのですねぇ。不思議なものです。

 そこで、読みながら考えたこと。周囲の方々がやっているブログやツイッター。「宮城さんが、どんな本を読んでいるだけでも知りたい人はいるはずだから」、などと言われ続けていたので、今年に入ってからブログを始めました。そしてツイッターもね。

 しかし、何を書いていいかわからないのです。

 どんな本を読んでいるかなんて、ブログで伝えようと思う前に、次の本に手が伸びているので書く時間が惜しい。ツイッターもいろいろ書いてみたけど、別に他人に聴いて欲しいことがそうあるわけでもないので、いつしか書かなくなった。反応もないしね。フェイスブックなるものも勧められたけど、余計に意味がわからないので、最初からパス。

 毎日楽しみに読んでいるブログもいくつかあるけど、皆さん偉いなぁと思うのです。定期的に書いていくなんて、私にはできないことがわかったからね。結局、私は、読みたいだけなんです。このいっしゅん堂本舗だけは不定期掲載なので、書きたいときに書くことができますが、定期的に発信してくことは私には無理。ということがわかりました。なので、2011年も6月の下旬にもなるのに、いっしゅん堂本舗の原稿は初めての掲載です。これからも、いっぱい読んで、気が向いたときに書く。このようなスタイルでいきたいと思う私なのでした。

 そういえば、南山舎から発刊された『竹富方言辞典』(前新透)は、素晴らしい内容です。是非、機会があったら手にとってみてね。

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