田尻小学校の観察会

 田尻小学校の自然観察会に指導員の仲間3人と講師としていく。先生に「自然観察の先生」と紹介される。指導員の仲間は誰も先生とは思っていないので「一緒に遊びましょう」と挨拶する。

 小学校のすぐそばに(歩いて5分ほど)に格好の小川がある。3年生2クラス、65人とおしゃべりしながら行く。学校のすぐ近くなのに半分以上の子供が知らない場所という。「なんで寄り道して帰らんの?」というと「え~!?」

 小川は近くの山からの湧き水でけっこうきれい。子供たちのバケツはたちまちのうちにサワガニでいっぱいになる。サワガニ以外のものを探そうと呼びかけると、メダカやニッポンヨコエビを見つけ出す。網を持たない子も手ですくってバケツに入れている。もう楽しくってしかたがない様子で、せっせと水生生物を追い回している。こんなときはこっちもニコニコ。「サワガニって美味しいんだぞー。」とか話しても信用しない。モクズガニも見つけて、海まで行くという話をすると「ケガニの仲間?」と聞かれる。

 大分市内でメダカがいるところは本当に貴重な場所なんだけど、田尻小学校の子供たちは当たり前のことと思ってるだろうなと思うとウラヤマシイ。

 やっと水からあがって、キムラグモやモウセンゴケ(食虫植物)のあるポイントまで連れて行く。「知ってるー。テレビで見た。」テレビで見たという子供は後ろにいて、前に出てきて見ない。本物見てよねと思う。

 またたくまに2時間すぎて、笹舟つくって川に流しながら帰っていると、イヌビワの実。とってといわれてとってあげると「ボンドの木」と言う。切り口から出る白い樹液がべたべたしてくっつくので「ボンドの木」。なるほど。さっそく葉っぱをくっつけてボンド遊び。

 退屈しないで2時間遊べるって素敵な子どもたちだと思う。田尻小学校の3年生に感謝。

 今日はどうもありがとう。

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