海岸植物群落調査研修会

16-7-20

 海岸の自然環境・生物多様性保全のための基礎データを得るために全国的に海岸植物群落調査が始まった。大分の自然観察指導員のメンバーは手分けして大分県下の海岸線の調査に取り組む。とはいえみんなが海岸植物に詳しいわけではないので、調査のための研修会が開催されることになった。南海部郡米水津村(まかべぐん、よのうずむら)役場に集合して現地に向かう。先頭をモミジマークのSセンセの軽自動車が走る。もうここらは宮崎との県境に近い。

 浜辺の空き地に車を止めて、まずは植物の名前から。ハマユウと思っていたら正しくはハマオモトだった。ハマゴウ・ハマボウフウ・ハマエンドウ・ハマヒルガオ・ハマナデシコ・ハマウド・ハマボッス、、、。頭にハマが付いている植物名が多い。なんでもハマをつけたらいいのかといいかげんなことを考える。なにしろ暑い。砂浜は木陰もない。

 砂丘に1m四方を囲い、その中の植物の種類と面積の占める割合を測定する。例えばその囲いの中の半分近くがハマヒルガオであればハマヒルガオ50となる。三割近くがコウボウムギであればコウボウムギ30、のこりがハマエンドウであればハマエンドウ20、何本かしか生えてないものは+の表記。数人で組んで調査しているので割合について意見が合わないことがある。コウボウムギは30ではなくて25など。そんなときは声の大きい人の意見に合わせた。なにしろ暑くて、ボーっとする。暑さに強い人が必ずいて元気いっぱい大きな声で「コウボウムギ25!」というとみんな逆らわずに言う事を聞いた。

 研修だし、、。波うち際から観察地点までの距離と傾斜を測り、記入して1ポイント終わり。

 波うち際から遠くなるほど海岸植物以外のものがはいってくる。海岸植物がはえている地点まで調べて終わり。調査した砂浜の大きさを最後に測る。センセに言われて一番若い人が30mのメジャーを持って海岸を走る。砂浜の長さは30mよりうんと長いので、しるしを付けて何度も30mを走る。一番若くなくて良かった。本当におつかれさま。

 実際の調査はこれから。大変な調査だという事がわかった。こりゃオオゴトだ。

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