東大分小学校での観察会再び

16-7-29

 今年も東大分小学校の3年生と自然観察会を行う。何年も同じ小学校で観察会をやっているとその学校のカラーが見えてくるから面白い。東大分小学校は元気印の小学生が勢ぞろい。はたして今年の3年生も元気いっぱい。・・・話を聞いてくれるかな。

 まずは葉っぱの匂いから。どくだみの匂いをかいで見る。「ウエッ、変なにおい!」「薬になる草だよ」というと不思議そうな顔。ミツバもかいでみて、かじってみる。カタバミやらヤマイモの葉っぱやら食べられるものはなんでもかじってみる。誰かがヘビイチゴの実を見つけてくる。「毒だ、毒だ。」と大騒ぎ。「毒じゃないよ。食べられるよ。」と話しても聞いてはいない。担任の先生が「食べた事あるよ。」と一言いうと「エーッ」と静かになる。おそるおそるかじって見る子がいる。「やっぱり、おいしくないよ。」

 男の子たち4~5人が手に手にタシロランの花を持って走ってやってくる。めずらしいものを見つけたと大得意。それは絶滅危惧種の植物だ。先日の下見で子どもたちには紹介しないでおこうと話していたもの。貴重な植物だという話を相棒の大原さんにしてもらう。先生には絶滅危惧種だと話す。「取る前に教えなさいって言ったでしょう。」と先生のちょっと大きい声がでる。めずらしい植物では意味が分からなかった子どもたちも「レッドカード」というとサッカー用語から分かってくれた様子。「これってヤバイ?」次からはなんでも植物をちぎる前にレッドカードかどうか聞いてくれるようになった。3年生はかわいいな。

 アリジゴクの巣穴をみんなで見る。初めて見たという子もいる。虫に詳しい佐藤くんが説明をしてくれる。必ずクラスに一人はいる虫博士の佐藤くんと虫の話をする。アリジゴクの成虫のウスバカゲロウ(薄羽蜉蝣)を「ウスバカ・ゲロウ」というジョークは通じなかった。下郎なんて知らないよね。

 後日、感想文が送られてきた。ササブネとイヌマキの葉でつくった手裏剣が人気のようだった。「ドクダミは子どもはまずいというと思います。」ともあった。一人だけレッドカードについて書いている子がいてくれてうれしい思いと満足感でいっぱいになった。

 さあ、返事を書こう。

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